Biobloc バイオブロック
Biobloc stage1 appliance
ステージ1 25000円~
IOS対応しております
クローザットクラスプ/crozat clasp
歯牙の動揺を引き起こさず正中口蓋縫合を確実に離開させる
クローザットクラスプはCrozat GBにより考案されたCrOzat's Orthodontic Applianceの維持装置です。
バイオブロック装置は可撤式装置でありクローザットクラスプを組み入れたことにより,固定式装置並みの維持力を発揮している。
Biobloc療法ではStage4以外は装置の維持歯は第二乳臼歯でありこれに付与されるクローザットクラスプは装置のアンカーとして歯や骨を動かす。
そのため、装置の強固な維持が必要で、第二乳臼歯の状態がとても重要となります。
ですので治療の開始は第二乳臼歯の生理的な歯根吸収が進行する8歳前(混合歯列期前期)に行う必要があります。
クローザットクラスプには着脱を繰り返すたびに負担がかかり,金属疲労による破断を起こしやすい。
そのため弾性もあり,耐久性の強い矯正ワイヤー(Remaloy/デントラム,またはELGILOY/ロッキーマウンテンモリタ)の使用を推奨する。
予防歯科としての床矯正
小児の歯列不正と不正咬合を予防し顔を正しく成長させる
ポイント 適応年齢(最適期)を考える
- 装置の強固な維持には、Eの状態が最重要
- Stage4以外は装置の維持歯はEである
- Eの根吸収開始は8歳
- 特に上顎4と5の位置に注意する
SAGA Index
- SAGA Index(Size and Growth Index)は、奥行きと縦の長さとの差、上顎骨の長さ、T―TMの長さ、下顎骨の長さ、そして骨格性オーバージェットを組み合わせた一覧表です。以下にSAGA Indexのまとめを示します。
- 奥行きと縦の長さの差 上顎骨の奥行きと縦の長さの差を表します。
- 上顎骨の長さ 上顎骨の水平方向の長さを表します。
- T―TMの長さ 上顎骨の前歯(T)から奥歯(TM)までの長さを表します。
- 下顎骨の長さ 下顎骨の水平方向の長さを表します。
- 骨格性オーバージェット 上顎と下顎の前歯の水平方向の不適切な咬合距離を表します。
- SAGA Indexは、これらの要素を組み合わせて個々の患者の顎の形態や成長傾向を評価するために使用されます。これにより、歯科や口腔顎顔面外科などの分野で、顎の問題や成長パターンの特定や診断に役立てることができます。
適応症例
- 歯列不正 Biobloc therapy
- 受け口を治したい Biobloc therapy
- 下顎前歯部の叢生を治したい Biobloc therapy
- いびき、無呼吸症、喘鳴 Biobloc therapy
- 顔貌の改善 Biobloc therapy