湿箱実験

アルジネートは石膏を早く注がないと変形すると言われませんか?
そこで、実際どのくらい変形するのか実験してみます

今回の実験の主役「支台歯君」

トレーで印象を採っていきます

湿箱を用意します

まずは「支台歯君」をアルジネートで印象を採ります

印象を「湿箱」で時間を変えながら保管

この作業を永遠に繰り返します

印象を「湿箱金魚」で時間を変えながら保管

この作業を繰り返します



ところで先に進む前に湿箱で保管する場合の注意点!

【注意1】
印象の面に水分が無いようにします
水分があると水中に漬けている状態と一緒なので印象がふやけます

【注意2】
はみ出た印象材が直接物に当たらないようにします
力がかかって変形してしまいます

湿箱内でも一緒です

どうしてもうまく置けない時は・・













みんなで持ち上げちゃいましょう!

話が脱線してしまいましたがつづきです

これが歯台支君の石膏模型
ちなみにこれは印象を取ってすぐ石膏を流した模型

これまた一つづつひたすらにワックスアップしていきます

鋳造してメタルにします

クラウンを模型に戻して適合してるか確認します



適合確認後、支台歯君にどのくらい適合するかを確認していきます

当初はすべてのケースでわかりやすいようにフィットチェッカーを使って適合を可視化してみようと試みたのですが
外れなくなって大変なことになったのでやめました。

今までの流れを説明すると アルジネートで印象して石膏をついでその模型でクラウンを作って支台歯に入れたということです

で、その一連の作業をアルジネートの保管時間を変えた模型で実験していきたいと思います
長くなりそうですがぞうぞよろしく



つづきはこちら↓

【実験結果】

渋谷歯科技工所