鋳造



これはファーネス

この中で埋没したワックスパターンをを700℃以上で焼却する。
かなり熱い。やけどする。

鋳造をする為にバーナーに
火をつけます。
四角い枠の中に有る機械は
遠心鋳造器。
ガスと空気で強い火をつくり、
金属を溶かします。
火の先にある小さい板状の物
が金属です。
今回使用している金属は
金銀パラジウム合金
金属を上手く溶かすためには意
外とコツがいる。火を当てるだ
けではなかなか上手くいかない。

割り箸などで融け具合を確認し
ながら火を上手く当てていくと・・

金属がはじかれた水滴のように
丸くなって、動かすとコロコロ
と動くようになる状態になれば
OK!
いよいよ鋳造です
チョットこの画像ではわかりに
くいですけど遠心鋳造器がグル
グル回っている状態です。
遠心力で圧をかけて、融けた金
属を型にギュッっと流し込んで
固まるのを待つ。
鋳造が終わったリング
中の黒い部分が金属

酸化して黒くなってる。

ちっとづつ掘り出していくと・・

お、ちゃんと鋳造されてますね

掘り出し完了!
酸化膜も除去するとこんな感じ


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渋谷歯科技工所